院長コラム 2024年11月20日
「開院5周年を迎えて」
1年半以上ぶりの更新となります。誰も期待していないことは理解しておりますが、ちょっとした節目ですので自分を振り返りつつ少し書かせて頂きます。
(2019年)R 1年11月1日、偶然ですが1が揃った日に何となく嬉しさも感じつつ開院しました。今になれば少し記憶も薄れつつありますが、開院直後、これまで経験したことのないパンデミック、コロナ禍に突入しました。緊急事態宣言、不要不急の外出制限、飲食店の営業制限…等、生活が大きく制限され、しかし、その中でも医療の必要性はあり、何をどうしたら良いのか分からないなか翻弄したことが思い出されます。在宅勤務というスタイルが登場し、オンライン診療なども開始され、いろいろな意味で社会に大きな影響を与えました。開院直後のクリニックでは、外出困難な患者さんへの電話診療等の臨時のシステムを使いながら対応しました。
診療日は欠かさず出勤し対応してきました。あっという間に時が過ぎたということをよく言いますが、5年間、何だかんだ振り返ると意外と長かった感覚があります。科学的に証明されているか不明ですが、小学校の時に先生から、「1日が長くて振り返ると早かったと感じる時は充実度が低く、1日はあっという間で振り返ると長かったと感じる時は充実度が高いのよ」と言われたことが強く心に残っております。それを信じると後者にあたり、大変なことも多々ありますが、充実した日々を送ってこられたのかと考えております。皆様のご協力のおかげもあり、今日まで1日も体調不良等にて休むことなく診療を続けてこられました。改めて感謝を申し上げます。
やや面倒なコメントになりましたが、ランニングに関しましては、フォームの修正と逆戻りを繰り返しながら、2023年のシーズンはフルマラソン3回、ハーフマラソン2回、青梅30㎞など無理せず続けておりました。ただ、近年の夏は酷暑と言われる高温で危険なため外で走ることができず、なかなか体調管理が大変だなと悩んでおります。その中でも負けないぞと10月27日には地元の横浜マラソンを走ってきました。結果は思ったより良かったです笑。今後も無理のない範囲で楽しんでゆきたいと思っております。
2023年4月から木曜日午前中に初診の方専門の外来を開始しておりますが、すぐに予約を頂き、なかなか早急な対応ができないことを大変申心苦しく思っております。ただ、無理をして診療の質が落ちてしまうことは絶対に避けなければならない事ですので、皆様にご理解を頂きつつ引継ぎベストを尽くしていきたいと思っております。今後ともどうぞよろしくお願い致します。